
澤田麟太郎 / Rintaro Sawada
2007年 多摩美術大学美術学部工芸課陶コース卒業
東京都昭島市を拠点に活動
2012年 作家活動休止
2018年 岩手県釜石市に移住、活動再開
2019年 第55回神奈川県美術展、奨励賞
2020年 個展「STORAGE2020」(水犀)
岩手県釜石市で作陶なさっている澤田さん。
美術大学を卒業後、一旦はサラリーマンとして就職するも2018年から作家活動を再開。
大学時代から熱心に研究されていたという釉薬をキーに、オブジェや少しインスタレーション的な作品を中心に手掛けれておられます。
現在メインで取り組んでおられるのはstorageと銘打ったシリーズ。
もこもこと発泡するもの、どろっと樹脂的に固まるようなもの、不思議な釉薬を素焼きの容器に詰めて焼成。それを割った作品を並べてかけら拾いと称したり、あるいは容器からあふれる様をオブジェとしたり。
とはいえ奇抜すぎる作品でもなく、シンプルでかわいらしさも感じ、普通に飾って楽しい作品です。
それでもその中に焼成という偶発性のある陶芸というアートの面白さとか、エッジの効いた表現も楽しめることに魅力を感じます。澤田さん自身は非常に深いところまで思考を巡らせて制作をなさっており、そういったところも徐々にお伝えできればと考えております。
当店ですと、こういった美術大学を卒業したというアート的な印象の強いの作家よりも、どちらかというと産地で古陶を見習って作陶するような作家にのほうになじみのあるお客様が多いかと存じます。またこういった少し毛色の違った作家・作品にも触れて楽しんでいただければ幸いです。
